AMAZON Life by SUNA

「AMAZON OWNERS CLUB」時代から30年余り。
再び AMAZONとのカーライフを楽しむこととなったSUNAと仲間達の日々。
40年、50年、そして60年へとVOLVO AMAZONと共に辿るTime Trip。

伊香保クラシックラリーミーティングに出場

「・122」AMAZONの秋のクラシックラリーシーズン開幕戦は、9月18日(日)に行われた「伊香保クラシックラリーミーティング」への出場でした。1Dayイベントで、競技距離も50Kmそこそこ。
とはいえ、秋の3連休のど真ん中の開催なので、東京を夜明けの午前5時半に出発して、集合場所の榛名湖畔駐車場へ午前9時着。今回は、その昔、日本アルペンラリーなどで名ナビゲーターとして大活躍した40年来のラリー仲間のKさんと、これまた、コルシカラリー・クラシックや海外のクラシックカーラリー出場経験豊富で今年の「Rally Nippon」のコ・ドライバーとして私とコンビを組むTさんという、黄金の名ナビ2人を乗せての出場です。参加車は、1927年式ブガッティT51から年式順にゼッケンが与えられ、1964年式「・122」AMAZONはゼッケン38.合計167台の国内外の名車、珍車が勢揃いしました。ラリー自体は約半日で榛名山中を周回するとても手軽な設定でしたが、「70mを12秒」の指示で、1/1000秒!!誤差まで計測される”線踏み”や、コース上の「シークレットCP」で「47.3km/h走行」の誤差を計測されるセクションなどが待ち受け、各CPで1位から10位。総合で6位までが表彰されます。とはいえ、”線踏み”は、さすがに1/1000秒まで計測されるとコンマ1秒誤差でもおぼつかない身としては、さすがに場違い。さらに「シークレットCP」も先行する軽4トラックに翻弄され思うに任せず、、、という具合で、我々はいささか意気消沈。ゴール直後に、渋滞を避けるべく、そそくさと帰路につきました。
しかし、早々と東京に帰り着いたところに、AMAZON仲間でPV544のKさんと組んでいるNさんから電話。「シークレットチェックで4位だよ、、」とのこと。167台もいて4位!!。実は旧知のKさんがAMAZONに持ち込んだのは「ラリー用円盤」。その昔のナビゲーターは、定速走行を指示するために、この計算尺のような円盤を駆使していたのです。今では計算尺そのものが電算機に変わりましたが、この「ラリー用円盤」を駆使した賜物かもしれません。このちょっと驚きの朗報で、さっそく蕎麦屋でカンパイ!!これからのクラシックカーラリーシーズン開幕に”ちょっとだけ”幸先良いスタートとなりました。ちなみに、総合優勝は1969年式モーガンの法政大学の学生組だそうで、先輩OBがモーガンを貸与して若者にクラシックカーラリーを経験させているそうです。若者のクルマ離れが呟かれる中、なんとも素晴らしい話です。ま、学生さんが総合優勝するのに、合計年齢が173歳にもなる「自称ラリーのベテラン」3人組が総合入賞の箸にも棒にもかからなかったという事実を重く受け止めるべきでしょうが・・・。ということで、10月21日(金)から24日(月)の「Rally Nippon」に向けて”線踏み”の練習に励むことにいたします。
Sep 18th (Sun) was the season opener classic rally at Ikaho - Ikaho Classic Rally Meeting. It was a one day event covering about 50km. Because it was the middle of a three day weekend in Japan, I left Tokyo at 5am and got to the starting point - Haruna Lake - at 9am. For this event, I decided to have two great co-drivers at my side. Mr. K who has been involved in rally racing for the past 40 years including the Japan Alpen Rally and Mr. T who has various overseas classic car experience such as the Corsica Rally Classic. The entrants were given car no. according to their age - starting from car no. 1 1927 Bugatti T51. My 1964 Amazon was given car no. 38. There were a total of 167 entrants of varying makes from both overseas and Japan. The rally was a half day rally that wound its way around Mount Haruna but included time controls and secret CPs. I was hampered by a light weight truck around the CPs and was rather irratated and disapointed, so in order to avoid the traffic jams back into Tokyo, quickly retreated as soon as we reached the goal area.
Just as we arrived in Tokyo, I got a call from Mr. N who also participated in the Ikaho race and he told me that I had gotten 4th place at the secret CP. M.r K. who was my co-driver had brought a circular measuring device that had been used in the rallies of old and perhaps, this helped me get this far. So, after receiving this good news, we decided to go off for some drinks. Another good news was that the winner of the rally was a university team. It is rumored that the young generation of Japan no longer has any interest in cars, so this type of interest by students in motorsports was very encouraging.
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ジャパン・ヒストリックカーツアー横浜へゴール

6月5日(日)、横浜の街は、新旧クルマイベントで盛りあがりました。朝9時半から、元町商店街では「レッドブル・エナジーフォージャパン」のタイトルのもと、F1トロロッソ・チームのS・ブエミがF1マシンのデモラン!!細く、狭く、路面の悪い元町商店街でほんの少しのデモランながら、午前7時前には大勢の観衆が集まり始め、走行開始の午前9時には、なんと1万人以上の大観衆。日本初のF1公道デモランは、500mを1往復、たった5分ほどのパフォーマンスでしたが、その大観衆の熱狂たるや、F1エンジンの轟音も圧倒するものでした。で、その興奮も醒めない、午後2時過ぎには横浜美術館に「ジャパン・ヒストリックカーツアー2011」がゴールしました。6月3日(金)に同じく横浜美術館をスタート、山梨、長野、静岡、神奈川の4県750Kmを3日間にわたり走破した55台余りのクラシックカー+スーパーカーが次々と帰ってきました。先週のGiro di Karuizawaは生憎の雨と霧に祟られましたが、この週末は梅雨の晴れ間に恵まれ、どの車もピカピカに輝いてゴールランプに飛び込んできました。Rally Nipponでご一緒している三重からトヨタ2000GTで参加のM先生ご夫妻も無事にゴール。大会会長のSさんご夫妻のポルシェ356Aカブリオレ、堺正章さんのフィアット8Vザガートなど、クラシックカーラリー常連の方々に最新スーパーカーまでが加わり、老若男女、小さな子供たちの歓声と拍手に迎えられていました。つかの間の梅雨の晴れ間でしたが、横浜は、クルマファンの熱気に包まれた週末となりました。
On June 5th (Sun), the city of Yokohama had two big events, one for new cars, one for classic cars. At 9.30h, Forumla 1 driver Sebastian Buemi of Toro Rosso drove a formula 1 machine down the Motomachi arcade as part of the "Red Bull Energy for Japan" event. As the road surface was not ideal, the distance run was very short, but a huge crowd started gathering from before 7am and by 9am, the crowd had become over 10,000 people. It was a short 1 min 500m run, but the crowd went wild as they were able to listen to the sound of a real F1 engine. Then on to Yokohama Museum where the Japan Historic Car Tour 2011 goaled at 14.00h. 55 cars started off on 3rd June from the same museum, drove thru Yamanashi, Nagano, Shizuoka, Kanagawa for 3 days and 750km. Giro di Karuizawa last weekend had been continuous rain due to the rainy season, but the lucky entrants for this rally had not seen any rain and they came thru the goal all shiny and clean. It was good to see Dr. M from Mie who I had gotten to know at Rally Nippon, drive in on their Toyota 2000GT. The Porsche 356A Cabriolet driven by the race master, famous M Sakai's Fiat 8V Zagato and other famous super cars came thru the finish line to the awaiting welcoming crowd.
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Giro di Karuizawa10周年 Day2

Giro di KaruizawaのDay2は、29日(土)午前8時31分から順次浅間プリンスホテルをスタート、佐久市から女神湖、立科を周回する南回り約150Kmのコースに5CPが設定されていました。台風2号の接近で朝から土砂降りです。相変わらずのハイスピードで、ワインディングロードを駆け抜け、ヘアピンコーナーの連続するヒルクライム、ヒルダウンで大きく重いステアリングと格闘し、何とかスポーツカーと同じアベレージで突き進むのですが、細い林道には川のように土砂が流れ、枯れ木や落ち葉がさらに滑りやすく行く手を阻み汗だくの悪戦苦闘。締め切った両サイド、リアウィンドウは、何も見えないくらいに曇りっぱなしでしたが、さすが北欧の名車、フロントウィンドウはデフロスターを全開にしていれば、まったく曇りひとつありませんでした。こんんな豪雨と悪天候の中をAMAZONと共に走ったことがなかったので、新たな発見でした。途中では多くの参加車が、ボンネットを開けてストップしていました。やはり、スポーツカーが参加車の大半を占めるGiro di Karuizawaですから、当然、イタリア、イギリス車のオープンカーが多いわけで、参加者もずぶ濡れならば、電気系を含むエンジンまわりにもトラブルを抱えてしまったのでしょう。AMAZONは、雨漏れこそすれども、常に4000回転近くで回し続けたエンジンは快調そのも。かえって、軽快に回るようになった気がします。毎回ヒルダウンで悩みのブレーキのフェードも、この豪雨のアタックでは、適度に冷却されてまったく心配なし。何度かヒヤっとする場面もありましたが、無事午後1時過ぎに浅間プリンスホテルにゴールすることが出来ました。AMAZONは、ワイパーが壊れたことと、相変わらずの雨漏れだけで、傷ひとつなく3年連続この厳しいハイスピードクラシックカーラリーを完走出来ました。ま、ほとんどのCPを誤差1秒前後で通過することは出来たのですが、やはり1/100秒までカウントされているので、上位に君臨するベテランの皆さんの領域には、まだまだ到達していません。でも、思いっきりAMAZONの限界をためし、汗をかき、共に悪戦苦闘を克服した充実感は、格別です。いつものように、成績は番外、、、でしたが、また、来年も走りたいな、、、という気持ちで一杯です。明日は、石川県から来るTさんのAMAZONと「熊の湯」で合流し、ワンオーナーでAMAZONをお持ちのSさんと温泉につかりながらAMAZON談義を楽しみます。
Day 2 of Giro di Karuizawa started at 08.31h from Asama Prince Hotel. The course wound its way thru Saku, Megami Lake, Tateshima over 150km and 5 CP. With Typhoon #2 closing in, heavy rain came down from early morning making the high speed hairpin corners on the up and down course even more treacherous. Dirt came flooding down the narrow road and the twigs and leaves on the road made the road slipper and hazardous. With all the window rolled up, both windows on the side and the rear all fogged up, but to my surprise, the front window kept clear - this must be something that Volvo managed to do so many years ago thru their dedication to safety. With the heavy rain, many of the open 2 seaters were stopped on the side of the road - probably all the water causing various electrical and engine trouble. Being a sedan, we were able to keep dry along with the engine that kept going around at a comfortable 4000rpm. The cool weather cooled down the braking system so we were able to drive along without fear of the brakes fading out. There were a few cold sweat moments, but we managed to make it safely back to the goal a little after 13.00h - my 3rd consecutive Giro di Karuizawa finish !
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Giro di Karuizawa10周年 Day1

Giro di Karuizawa10周年記念大会。「・122」AMAZONと共に3年連続出場をしました。Day1スタートは5月28日(土)。私の63歳の誕生日で、さらに、もらったゼッケンナンバーは28番。きっとオーガナイザーの方が気を使って配慮してくれたものと思いますが、この28番というゼッケンは、私にとっては、1983年サファリラリーで日本人初クラス優勝を果たした思い出のゼッケンナンバー。特別な誕生日となった28日(土)早朝に軽井沢にお住いのS大先輩邸ガレージを開けるとS大先輩ご夫妻からの花束とバースデーカードが「・122」AMAZONのボンネットに添えられていました。感激 感激!!記念撮影後、スタートの浅間プリンスホテルに行くと、さらに大感激、、。なんとGiro di Karuizawa10周年記念大会のポスターには、「・122」AMAZONが浅間山をバックにBENZ、LANCIAに続いてワインディングを攻めている水彩画が描かれていました。それもしっかりとナンバープレートの「122」も書き添えられて、、、。大会プログラムにも業界の重鎮S大先輩が10周年記念大会への想いを寄稿されているのですが、その背景には、昨年のGiro di Karuizawaを力走する「・122」AMAZONの写真が使われいました。なんか「・122」AMAZONのための記念イベントみたいで、クラシックカーラリー常連の大先輩方や、名だたる名車、美しいスポーツカー達を前に、嬉しいやら恥ずかしいやら、、、。ただ、天気予報は大雨注意報、、、。雨漏れ対策は施して来たものの、覚悟の上で午前9時01分からのスタートに臨みました。Day1は、軽井沢から長野原、嬬恋村、草津、中之条から野尻湖まで北上周回する約250Km。これまでも、Giro di Karuizawaは、国内クラシックカーラリー屈指の本格的ハイスピード山岳ラリーとして定評があり、参加車もほとんどが2シーターのスポーツカーばかりで、4ドアセダンのAMAZONは、いささか場違い感もあったのですが、そのスポーツ性が気に入っての3年連続出場です。今年は、さらにスポーツ性が高まり、”スペシャルステージ”は、スタート直後の1CPに続いて約1Kmの私有地を閉鎖してのヒルクライムタイムアタック。去年までは、車とウデに自信のないチームは、自由参加だったのですが、今年は、全車1/100秒まで計測されるタイムアタック。各コーナーにはコースマーシャルも配置された本格的なヒルクライムでした。もちろん、ライトウェイトスポーツカーには、とてもとてもかないませんが、それでもしっかり汗をかきながら力走しました。Day1の全7CPは絶妙な設定で気を抜く暇もなくスポーツカーとともに全力走行。時折り雨脚が激しくなり、志賀高原など標高の高いところでは濃霧を突き進みましたが、途中であまりの酷使か、ワイパーが壊れて、ブレードが脱落。歩いて探しに行き、応急処置でワイパーを取り付けるハプニングもありながら午後6時前に浅間プリンスホテルにゴール。毎年のことながら、重く大きなステアリングとの格闘で腕はパンパン。でも心地よい充実感で「ウェルカムパーティ」に出席しました。そして、またここで感激。オーガナイザーが「場違い」な
AMAZONで格闘する我々を紹介、誕生プレゼントまで用意してくれていました。参加者全員の温かい拍手でいただいたのは、「なぜか」車載消火器!?”あまり燃えるな、鎮火、鎮火、、”ということなのかもしれません。さらに、今回がクラシックカーラリー初参加というMGAのAさんとも意気投合。お祝いのシャンパンまでいただきました。まだ、Day2があるというのに、すっかり出来あがってしまった、”誕生パーティ”??でした。
This year was the 10th anniversary of the Giro di Karuizawa. Day 1 started on the 28th of May (Sat). This coincided with my 63rd birthday and my car number coincided with my birthday being 28. I believe the organizers have outdone themselves on my behalf. On the morning of the 28th, when I opened the door to Mr. S. garage where I was spending the weekend, I found a card and a bouquet ! Another happy surprise. After taking photos, off to the rally start at Asama Prince Hotel where another special surprise was waiting. My .122 had been painted into this year's poster with the car no. .122 clearly painted in. The unfortunate part of the day was the rain. We started off at 09.01h starting from Karuizawa, going on to Naganohara, Tsumagoi, Kusatsu, Nakanojo on to Nojiri lake to make a 250km circle. Giro di Karuizawa is known for its challenging high speed up and down terrain and most of its competitors has traditionally been 2 seater sports cars so my Amazon was a bit out of place, but I really enjoy the sport driving of the Amazon and this is my 3rd year to challenge this rally. This year, the course has become even more challenging with a 1km special stage right after the 1st CP on private property. Up until last year, the special stage was for those that chose to compete, but from this year, it became a mandatory stage for all entrants. Course marshals stood on each corners making it feel like a real hill climb event. Of course, my .122 was not a real contender against the 2 seaters, but I sweated thru it. At times, rain came down in torrents and at high altitudes, the fog came out. I may have worn down my wipers as they broke off and I had to go and find them, but got safely back to the hotel at 18.00h. By that time, my arms were all worn out with all the steering. But all was well when the welcom party started and the organizers introduced our rather out of place Amazon and made a special birthday occasion for me. The gift turned out to be a fire extinguisher - don't get too hot?
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今週末はGiro di Karuizawa

今週末は、恒例のクラシックカーラリー「Giro di Karuizawa」です。「・122」AMAZONは、3年連続出場です。とはいえ、「Giro di Karuizawa」は10周年記念イベントなのです。今年もまた、軽井沢にお住いのS大先輩とともに「楽しもうと、、」思っております。ま、苦手な「線踏み」にまったく執着心が無いことと、「Giro di Karuizawa」は、名だたる本格山岳ラリーであり、参加車も例年通り、2シータースポーツの名車がほとんどで、ワインディングのヒルクライムとヒルダウンの連続には、ちょっと、、、というわけで、「楽しませて」いただきます。居並ぶスポーツカーの中に、「ズングリ」AMAZONですから、いささか場違いではありますが、それなりにスペシャルステージもアタックします。今年のゼッケンは28番。この28番は、私にとっては、ラッキーナンバーなのです。私がラリーを始めるきっかけとなり、共に20年あまりWRCを戦った尊師 故オベ・アンダーソンが1971年にルノー・アルピーヌA110でモンテカルロラリーを初制覇した時が28番。私が1983年にスバルでサファリラリー日本人初クラス優勝総合5位になった時が、これまた28番、、、。それに誕生日が「Giro di Karuizawa」のスタートする28日、、。だから、とても楽しみです。ただ、残念なのが、今週末は雨模様。もうちょっと梅雨の到来が遅れてくれるのでは、、、と期待していたのですが、見事に裏切られました。「・122」AMAZONは、ウィンドウシールや、そこら中から雨漏れがするのです。ま、仕方ないので、両サイドウィンドウ回りをビニールテープでシーリングしました。もちろん運転席と助手席は除いてですが、、、。それに、ウィンドウには、「Glaco」なる強力シリコンコーティングをしっかり施しました。「Giro di Karuizawa」は28日(土)09:01に浅間プリンスホテルをスタートし、29日(日)お昼にゴールですが、私は、明日27日(金)未明に東京を出て、S大先輩邸に居候。前夜祭パーティを楽しむことにします。
The annual Giro di Karuizawa will start this weekend. My .122 Amazon will run for the 3rd consecutive year. This is a special year, though, as the rally is celebrating its 10th anniversary. I plan to enjoy myself with Mr. S. I will never be able to like the line crossing excercise and with the course laid out across the hilly territory with many famous 2 seater sport cars competing, I can but enjoy myself. The Amazon stands out a bit being 4 seater roundish car, but we plan to challenge the special stage. This is, my car number is 28. 28 is my lucky number. My mentor, Ove Andersson won the 1971 Monte Carlo rally with this Renault Alpine 110 with car no. 20. I was racing with car no.28 when I was able to get to 5th position at the 1983 Safari Rally with a Subaru. My birthday is the day that the rally starts - the 28th. Therefore, lots to look forward to, except the weather which is supposed to turn to rain. I had expected the rainy season to start a bit later but things happen. I have sealed the front and back windows with vinyl tape and coated everything with Glaco silicon coating. The rally will start at 09.00h on the 28th and goal at noon the folowing day. I will depart from Tokyo on the 27th and spend some time with Mr. S.
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新年始動 雪と氷のモンテ・ヒストリックを応援

新年が明けて、早くも1月も終わりに近づいてきています。「・122」AMAZONは、地下の駐車場で、じっと冬眠中です。そんな中、”熱い”クラシックカーラリーが、本日スタートします。「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」です。世界3大ラリーと言われるのが”Safari Rally”、”RAC Rally”そして”Monte Carlo Rally”ですが、今年100年目を迎えた伝統の「雪と氷」の”Monte Carlo Rally”のクラシックカー版で、今年14回目の開催となるのが「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」です。1955〜1980年の間に”Monte Carlo Rally”に参戦し、かつFIA(国際自動車連盟)発行の「ヒストリックカー」証明書を所有している車種が参戦資格を持ち、毎年350台以上の歴戦の勇者(車)が真冬のヨーロッパアルプスを舞台に戦うためにモナコに集結します。最新スペックの車種で凌ぎを削るWRC/IRCの”Monte Carlo Rally”には、TTEのチームと共に1995年までは毎年参戦していましたが、その後は、F1以外にモナコに行くことも無く、ご無沙汰だったのですが、一昨年、所用でモナコに行った際に、「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」を知りました。AMAZONもPV544もPV444も、まさに「真剣勝負」を挑んでいました。この「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」初開催の1998年にはAMAZON(122S 1964年式)が堂々2位に入賞しているのですから、ラリーの王者として毎年戦い挑むのは当然といえば当然です。とくに、AMAZONは、1963年、1964年に「ヨーロッパ・ラリーチャンピオン」2連覇を飾っているのです。というわけで、この「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」が気にはなっていたのですが、昨年の「Rally Nippon」に出場した際に、1973年式「スプリンター・トレノ」で「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」に挑戦する東京大学と関東自動車工業大学の学生さんと知り合いました。若者の車離れが話題となる昨今ですが、彼らの情熱を目の当たりにし、40年ほど前、彼らと同年代の頃、仲間を募りアルバイトで稼いだ金を握って「カローラ・レビン」で”RAC Rally”に「やみくもに、、無謀にも」挑戦した自分を想い出しました。以来、東京大学の学生さんには、何かとアドバイスを差し上げたり協力をしてきました。その「スプリンター・トレノ」が、現地時間26日にスコットランドのグラスゴーをスタートしてモナコへ向かいます。「RALLYE MONTE-CARLO HISTORIQUE」は、今ではもう無くなった、昔からの競技方式を踏襲しており、ヨーロッパ各地、今年はマラケッシュ、グラスゴー、ワルシャワ、バルセロナ、レイムの五ヶ所からモナコへと集結します。今年もエントリーリストを見ると、AMAZONが6台、PV544とPV444が5台参加しています。名だたる強豪を相手に学生チームの「スプリンター・トレノ」が戦いを挑むわけですが、ドライバーには、国内外ラリーを戦ってきた大ベテランの国政久郎さん、コ・ドライバーには、このプロジェクトの起案者でもあり、東大教授でもある、これまた大ベテランの草加浩平さんがつとめます。そして総勢19名の学生が、真冬のアルプスで、夜を徹してサポートに当たります。良い成績を収めてくれることを祈りながら、ラリーの成り行きを見守りたいと思います。「スプリンター・トレノ」の活躍の様子は、下記ブログでご覧いただけます。

http://monterally.jp/

The new year has passed and we are close to the end of January. My .122 Amazon is laying in the basement waiting for spring to come. In the meantime, the classic rallye is heating up with the Rallye Monte-Carlo Historique starting for the 14th time. The WRC version of Rallye Monte-Carlo is up ther with the Safari rally and RAC rally and will be welcoming its 100th year this year. The Historique Rally is open to any cars that had entered into the Monte-Carlo rally during 1955 to 1980 and must hold a historic car certificate issued by the FIA. About 350 cars gather to Monte-Carlo to challenge the winter roads in the French Alps. I had been going to the Monte-Carlo Rally with the TTE team until 1995, but had not been there for a while until recently when I visited I came to know about this historic rally. I saw some Amazons, PV544 and PV444 going full on in the rally. In 1998, an 1964 Amazon 122S came in 2nd place so this rally had left a special place in my mind. Last year when I entered Rally Nippon, one of the entrants - a 1973 Sprinter Toreno a team made up of Tokyo University and Kanto Jidosha Kogyo Univ- said that they would challenge the 2011 Rallye Monte-Carlo Historique. These days, everyone talks about how little interest the youth of Japan have in cars, but looking at this team of youths, I was reminded of my youth - about 40 years ago - when I suddenly tried to enter into the RAC rally with a Corolla Levin. After meeting this team during Rally Nippon, I kept up contact with them and will be rooting for them. They will start out of Glasgow on the 26th of January towards Monaco. Other entrants wil gather from Marrakesh, Warsaw, Barcelono and Reims. I checked the entry list and saw 6 Amazons and 5 PV544/444s. The Japanese entry - Sprinter Toreno - will be driven by veteran K. Kunimasa and the co-pilot wil be the project leader and professor K. Kusaka. 19 students will be supporting the project. I will keep an eye on their challenge and hope for the best for them.
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クラシックカーフェスタin神宮外苑

11月27日(土)「クラシックカーフェスタin神宮外苑」に「・122」AMAZONと共に参加しました。
トヨタ博物館が主催するこのイベントには、昨年に続き、2回目の参加です。ちょうど、「神宮外苑 いちょう祭り」が行われていて、いちょう並木が、見事に黄色一色に染まる中をクラシックカーでパレードするこのイベントは、とても素晴らしく、自宅からも、ほんの10分の距離が会場なので、毎年楽しみにしています。今年も、国内外のクラシックカーが100台参加しました。「いちょう祭り」に集まった大勢の観衆は、無料で往年の名車やクラシックカーを間近に楽しみ、さらには、神宮外苑絵画館から、青山通り、赤坂、皇居、銀座四丁目、、、、と周回する12.5Kmのパレードも行われるので沿道では、多くのファンがカメラを向け、手を振って迎えてくれます。今年も、S大先輩ご夫婦と一緒に、パレードを楽しみ、神宮絵画館前では、クラシックカーファンと楽しい時間を過ごしました。トヨタ博物館が主催ということで、集まったクラシックカーは、セダンが多く、「・122」AMAZONの隣は、昨年同様に、北欧メーカーのもう一社、SAAB99が並び、その隣にはフランスのファセルベバガとシトロエン2CVが並ぶ、、、という具合です。また、特別展示の1902年製「ベイカー・エレクトリック(電気自動車)」や1937年製「ビュイック(木炭自動車)」などのでも走行も見学できて、有意義な一日でした。11月は、「Rally Nippon」、「AMAZON紅葉ツーリング」、そして、「クラシックカーフェスタin神宮外苑」と、ほぼ毎週AMAZONと共にイベント三昧でしたが、今シーズンも、来週12月5日(日)のTACCミーティングに出席するのみとなりました。比較的天気にも恵まれた、今シーズンの締めくくりでした。年末年始は、「・122」AMAZONは冬眠し、春の「AMAZONツーリング」まで、しばしの休息です。
On 27th of Nov. I went to joint the Classic Car Festa at Jingu Gaien with my .122 Amazon. This event is organized by Toyota Museum and is my 2nd year to enter. This event is held at the same time as the Autumn poplar tree festival and there is a wonderful parade drive through this autumn scenary and it is only about 10min drive from where I live, so I look forward to it. This year, about 100 cars lined up and a multitude of people came to see this free of charge event. The parade drive wound its way around Aoyama, Akasaka, the imperial palace, Ginza and back to Jingu over a distance of 12.5km. Lots of people were line up along the roads with camera ready, hands waving. I had invited Mr. S to ride along. As the event was organized by Toyota Museum, there were plenty of sedans. Another Nordic car - SAAB99 stood next to my Amazon and next to that, a Facelvega along with a Citroen 2CV. As a special display, there was a Baker Electric car from 1902 and a 1937 coal driven Buick. Since the beginning of November, I have participated in consecutive events every weekend with my Amazon. The last event of this year will be a TACC meeting held on 5th December. After that, I plan to let my Amazon hibernate for the upcoming Spring.
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Rally Nippon Day4最終日ゴール

11月8日(月)、「Rally Nippon」最終日となりました。昨日の不幸な事故で、競技そのものは終了したのですが、4日間全行程約1300Kmの最後の行程約180Kmは、コース図を辿り、最終ゴールの京都へと向かうこととなりました。琵琶湖エクシブでは、午前8時にスタートを前に参加者全員がチャペルに集まり、亡くなったTさんへ黙祷を捧げました。その後、午前8時半過ぎから、時間通りに次々とスタート。Tさんの思いも運んで、彦根城でのスタンプポイントを経て、京奈和自動車道で奈良へと向かい、薬師寺でランチ、その後も京奈和自動車道と第二京阪で京都へと向かいました。京都では東寺でレストコントロール、二条城、平安神宮、京都御苑などを巡り、午後4時前には、上賀茂神社に最終ゴールをしました。今日のDay4は、線踏みなどの競技が一切キャンセルされたことで、いわば、最終ゴールへの移動となったのですが、各神社では、参加者に主催者から配られた「Rally Nippon特製朱印書」に朱印をいただくなど、充実した行程を過ごす事ができました。ゴールの上賀茂神社では参加者全員と、1300Km余りを走り抜いたクラシックカー全車が、「交通安全」のお祓いを受けて、ファイナルパーティの行われる京都ハイアットリージェンシーで4日間の「Rally Nippon」はフニッシュを果たしました。午後7時半から、Tさんへの黙祷で始まった「dunhillファイナルパーティ」は、雅楽師 東儀秀樹さんが「I am whith you」を演奏、さらに、主催者からは、Tさんのゼッケン番号だった9番が、永久欠番として、今後の「Rally Nippon」が続けられることが発表されました。続く成績発表では、優勝は、1959年式 BENZ190SRSのOさん、2位には1952年式 MGTDのHさん、そして、何と3位には、亡くなるまで健闘していた1937年式 BENZ170のTさんご夫婦という結果でした。「・122」AMAZONは健闘虚しく出場70台中、32位に終わりました。昨年は、スタート直後のリタイア、、、。そのリベンジで臨んだ今年の「Rally Nippon」で念願の完走は果たしたものの、なかなか思うようには行きませんでした。また、悲しい事故にも直面し、私にとっては、本当に厳しく、苦しい4日間、1300Kmの「Rally Nippon」でした。成績の原因は、いろいろあるのですが、今後、じっくり解析するとして、またまた、来年の「Rally Nippon」へのリベンジ出場の”口実”が出来た事は確かです。ちなみに、1949年式 BENTLYで出場したS大先輩もオープンカーで走り切り、41位で完走を果たしました。そして、運営の素晴らしさ、、、イベントコンセプトの素晴らしさ、さらには、来年1月末から「モンテカルロラリー・クラシック」に往年のカローラ・トレノで出場する東京大学自動車部の大学生チームの参加(62位でしたが、、、)と彼ら自動車部員学生の献身的な競技運営ボランティア活動は、クラシックカーラリーのこれからに期待を抱かせてくれました。明日朝には、500Km余りを「・122」AMAZONと共に帰京します。今週末の「AMAZON紅葉ツーリング」を前に、「・122」AMAZONに問題が起きなかったことに、胸をなでおろしながら、、、、。
The 8th Nov was the last day of Rally Nippon. Due to the unfortunate incident yesterday, there was no competition for the day, but the remaining 180km was to be covered to complete the total 1300km and goal in Kyoto. Before the start at 8am, we gathered in the chapel for a prayer for Mr. T. At 8.30h the rally had started, again. A brief stop at Hikone Castle for a stamp point and on to the highway to get to Yakushi Temple in Nara where lunch was waiting for us. From there, on to Kyoto - Toji, Nijo Castle, Heian Temple, and Kyoto Castle. By 16.00h we had reached our final destination - Kami-gamo Temple. Even though the competitions were canceled, at each temple, there was a special stamp prepared at each temple which we collected during the day. At Kamigamo Temple, all the car and entrants that reached the goal were all given a prayer for safety and then we drove into Hyatt Regency for the final party. From 19.00h, the party sponsored by Dunhill started with Mr. Togi playing his traditional flute. The organizers announced that car#9 will be forever not used again during this rally as it was the car#9 that Mr. T had during his fatal accident. This was followed by announcing the results of the rally. Mr. O with his 1959 Benz 190SRS came in first, followed by Mr. H's 1952 MGTD. 3rd place was Mr. T. He had delivered solid results up to his death with thi 1937 Benz 170. My .122 came in 32nd of 70 cars. Last year I was forced to retire early on, but this year's result wasn't exactly what I would call ideal. I will go back to Tokyo and analyze what went right and what went wrong. Mr. S came in at 41st place with his 1949 Bentley. Overall the event was well managed and I enjoyed all 4 days of it. I will drive back 500km to Tokyo. I am greatly relieved that nothing went amiss for my .122 and I can look forward to the Autum Amazon touring next week.
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Rally Nippon Day3

和倉温泉の老舗旅館に分宿した「Rally Nippon」の出場者は、ラリー3日目を午前8時30分から能登島のマリンパーク駐車場で行われたPC(線踏み)でスタートしました。和倉温泉の旅館街から約9kmのマリンパークなのですが、「・122」AMAZONは、例によって、まず、トップグループでの走行を目指して、一番乗り。午前7時半にはスタンバイしました。今日は、一緒にトヨタ200GTのM先生も我々と同じ策略、、、ということで、2台で朝もやの中を、いち早く移動しました。さらに、いつものトップグループ走行の仲間、ゼッケン9番Tさんの1937年式ベンツ170Vカブリオレも早々とスタンバイ。和気藹々と、クラシックカー談義に花を咲かせて、スタート時間を待ちました。このPCには、雅楽師、東儀秀樹さんの「応援バスツアー」の方々もかけつけ、早朝から賑やかに過ごす事が出来ました。で、このDay3最初の線踏みは、当初、70m16秒、20m4秒、30m7秒の連続カウントの予定でしたが、最初の70m16秒のセクションが、駐車場をきつくUターンする設定であったことで、旧いホイールベースの長いクラシックカーではコーナーが曲がりきれない、、、ということで、急遽キャンセル。20m4秒、30m7秒の連続カウントで競われることとなりました。「・122」AMAZONは、”たぶん”そこそこ満足行くタイムアタックが出来たと思います。そして続く、シークレットチェックポイント、50Km/hでのアベレージ走行秒計測も、”まずまず”納得行く結果を残して、能登半島の総持寺でのスタンプポイントに向かいました。そこで、まさかの悲しい情報が与えられました。「・122」AMAZONの直後を走っていた、ゼッケン9番ベンツ170VのTさんご夫婦が、対向車との事故に会われとのこと。それも不幸にもTさんが亡くなられた、、、と聞かされました。ほんの数10分前まで、一緒に「線踏み」を戦い、昨日、高山のランチタイムでは一緒にテーブルを囲み、私と同じ歳ということで話が弾んだTさんが、、、、。本当に信じられない情報でした。我々の直後での事故なので、先を行く我々には知る由も無かったのですが、その場で主催者からの通達は、差し当たって今日の競技は、ここまでで終了し、コース図を辿って、今日のゴール、琵琶湖エクシブまで走行する、、、というものでした。とてもショッキングな情報でした。私は、居合わせた総持寺で、お線香をあげ、Tさんのご冥福をお祈りしました。その後は、参加者全員が、辛い気持ちを胸に秘めて、北陸道を経て金沢の兼六園へ。さらには、琵琶湖直前の長浜「黒壁ガラス館」でのDay3のゴールセレモニーへと向かいました。どの会場にも、この不幸な出来事を知る由もない、大観衆が秋晴れの日曜日とあいまって我々を待ち受けてくれていました。かつてないほどの賑わいのセレモニーで、クラシックカーのファンがこんなにいたのか、、、と実感。その反面、安全装備等に、現代車とは、大きなハンディキャップがあるクラシックカーで競技を行うことへの自戒の念を深めて、琵琶湖エクシブにチェックインしました。午後8時からホテル併設のチャペルに参加者全員が集まって、Tさんへ黙祷を捧げ、クラシックカー仲間としてご冥福をお祈りしました。その後、主催者から「Tさんの遺志と思いを、最終ゴールの京都まで皆で運ぼう。そのためにも安全にクラシックカーで明日一日を走り切ろう、、、」ということになり、PC等の競技は一切無しに、明日も予定通りコースを辿ることとなりました。従って、競技は、今朝のシークレットチェックポイントまでで終了。それまでの成績で、明日夕方には、京都ハイアットリージェンシーホテルで順位発表が行われます。ここに重ねてTさんのご冥福をお祈りします。
After staying in various inns at Wakura Spa, we all started off our day 3 with a PC at Noto Peninsula Marine Park at 08.30h. My .122 started out early even though it was only 9km to this PC and got there by 07.30h. Dr. M also was with us with his Toyota 2000GT. Mr. T. with his car #9 1937 Benz 170V Cabriolet was always one of the first to be there also. We all talked shop as we waited for our time to come. A bus load of Togi fans had come out for the event and the atmosphere was quite cheery. The first PC of the day was supposed to be 70m in 16se, 20m in 4sec and 30m in 7sec but the first section included a sharp U-turn and a lot of the larger cars could not handle it so now it was 20m in 4 se, 30m in 7sec. I think we were pretty close. Then on to a secret check point for an average 50km/h. Then on to Soji Temple at Noto Peninsula. Suddenly we were confronted with some sad news. Mr. Mrs T of car#9 had gotten into an head on acciedent and Mr. T had lost his life. I had just been talking to him several minutes ago. We were told by the organizers that the competition was over and that we would follow the map to Biwa Lake. His news was very shocking to me and I put up some incense at Soji Temple. All the entrants were saddened as we made our way to Kenroku-en in Kanazawa. We made our way to the goal where a crowd had gathered without not knowing the sad news. It makes one realize how far we have come in the ways of safety for cars. At 8pm, we all gathered at the chapel for a brief prayer session. There we decided to go on towards our goal the following day. All time controls will be canceled.
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Rally Nippon Day2

「Rally Nippon」2日目は、エクシブ山中湖の窓に映る美しい富士山の朝焼けと共に、午前5時の目覚ましで開始。午前7時のスタートを前に駐車場に行くと、「・122」AMAZONをはじめ、参加車は、真っ白に霜に包まれていました。エンジンをかける前の水温計は、何と1℃!! ということは、確実に外気温は零下です。じっくりエンジンの暖気をして、朝もやの山中湖から河口湖、御坂峠を通って、一路、中央道を経て、塩尻ICから奈良井宿へ。この旧い街並みの中に、今日最初のPCが設定されていました。昨日の失敗は、何としても克服したい我々は、例によって、高速道路は、「・122」AMAZONに“愛の”鞭を入れて、可能な限り飛ばしてトップグループに躍り出て、その最中も綿密な打ち合わせと、コンセントレーションで奈良井宿に到着しました。ところが、奈良井宿には、たくさんの観客の方が待ち受けていて、せっかくのコンセントレーションも、一気にハイテンション、、、。案の定、40mを15秒、30mを6秒、20mを7秒という連続「線踏み」で、またまた、???なかなか上手く行きません。その後は、約3Kmのアベレージ走行チェック区間。道路脇に設定されたシークレットチェック区間を指示速度50Km/Hで走行した正確さを秒計時で計測されます。これは、コ・ドライバーの0さんとのコンビで得意中の得意科目。「おそらく、、、」良い結果が残せていると思われます。その後は、めっぽう、クラシックカーにはきついアベレージスピードを克服して、ひたすらトップグループのポジションを守りながら、飛騨高山へ。名高い「日曜朝市」の目抜き通りに駐車して、ランチタイムとなるのですが、これまた、もの凄い観客が待ち受けていました。もう、係員の先導がなければ、まったく進めないほどの大歓迎です。美味しいし昼食をいただき、「・122」AMAZONに戻ると、たくさんのAMAZONファンの方から、いろいろな質問をいただきました。こんなにAMAZONのファンがいるのだと再認識させられたひと時でした。そして、次に向かったのは白川郷。こちらも、「Rally Nippon」ならではの特別の計らいで、合掌造りの家並みを縫うようにコースが設定されており、観光客の方々から、暖かい声援とカメラのフラッシュの放列を受けました。その後、白川郷を後にして、一気に、東海北陸道、能越道を、またまた、突っ走り、金沢、和倉温泉へとひた走り、途中、横田の能登中島祭り会館で、今日最後のPC(線踏み)へアタック。20m7秒、25m7秒、30m7秒の連続「線踏み」を、今度は、そこそこ、満足行く走りで克服できました。そして、今日のゴールは、能登演劇堂。もう、日はとっぷりと暮れていましたが、祭り太鼓に迎えられ、大歓迎の地元の方々と「東儀秀樹コンサート」を楽しみました。雅楽師の東儀秀樹さんは、「Rally Nippon」の実行委員の一人であり、昨年も今年も自らハンドルを握り、ラリーに参加しています。大きなホール満場の観衆は、東儀秀樹さんの、時代を越えて心に響く演奏と、背景に並べられたクラシックカーに酔いしれたひと時でした。そんなこんなで、長い一日は終わりましたが、今日の走行距離は、467Km。さすがに疲れました。今夜は和倉温泉で、ゆっくり温泉につかり、後半戦、明日の約360Kmと最終日の約200Kmを走り切りたいと思っています。
The 2nd day of Rally Nippon started for me at 5am with a beautiful view of sunrise over Fuji Mountain. We went out to the parking lot before 7am and all the cars were enveloped in mist. I looked at the water temperature before turning on the engine and found that it was 1C. That means that the outside temperature was below zero. I kept the engine running to warm up and went down thru Yamanaka Lake, Kawaguchi Lake and on to Chuo Freeway thru Shiojiri and Narai. The first PC was set in this old town. In order to make up for some of the mistakes we made yesterday, we hurried on towards the check point. However, when I saw the great big crowd gathered round, my concentration went somewhere. 40m in 15se, 30m in 6sec, 20m in 7sec. After that, a check point to check that our average speed was 3km/hr. A secret checkpoint was set to check that we were driving at 50km/h. This is something that me and my co-driver were really strong in. After this, we had to keep pushing at a very high average speed for a classic car. We got to the famous street where the Sunday market stands every week for lunch. Here again, there was a huge crowd and when I got back to my car, I saw a crowd of Amazon fans. This made my day. From there, on to Shirakawa. Driving thru the old thatched house village was a special treat and then on thru Tokai Hokuriku Road and into Wakura Onsen. Another PC. 20m 7 sec, 25m 7se, 30m 7sec. We felt a lot better about this PC. Our goal today was a Noto classic theater. The sun had already gone down, but we were welcomed with traditional drums and we were also treated by a performance by Mr. Togi. Mr. Togi is an ancient flute player and is also one of the steering committee members of this rally. He is also driving his own car. This day, we had driven over 467km and we are all exhausted. Thankfully, our stay will be at an onsen and we all plan to relax in the hot baths. Tomorrow is 360km and the last day is 200km.
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