JCCAニューイヤーミーティング見聞録
- AMAZONとクラシックイベント
- by suna
- 2013/01/27 日 17:10
1月27日(日)「JACCニューイヤーミーティング」に行ってきました。日本クラシックカー協会主催の年初恒例イベントです。快晴に恵まれた東京・お台場には、国産旧車クラシックカーを主体に、外車クラシックからスワップミートまで、どちらかというと、とても身近なクラシックカーイベントとしてたくさんの、老若男女が詰めかけていました。同好車のクラブ単位での参加が多いようで、和気あいあいと仲間同志で新年の初顔合わせと集いを楽しんでいました。決して高級、希少なクラシックカーばかりでないところがこのニューイヤーミーティングの良い所で、ユニークなメッサーシュミット軍団のまわりには、相変わらずの人だかり・・・。さらに珍しいところではマリンブルーの”Nash”メトロポリタンが並んでいました。アメリカの”Nash”が1954年から生産した、一見、ボートにも似たアメリカ初のオープンのサブコンパクトカーです。当時はボンネットに英国オースティンA40のコンポーネンツが収まっていたそうですが、この”Nash”のエンジンは換装されていたようです。国産旧車も、1964年の東京オリンピックの公式車両であったプリンス・グロリアが五輪ステッカーもそのままに懐かしく並べられており、今さかんに行われている東京オリンピック誘致に役立ちそうでした。さらに日野コンテッサ、いすゞベレットに117クーぺなど、若い人にとっては、「知らない」名車が並び、日本のモータリゼーションを伝播する素晴らしい機会となっていました。そして、今年の新しい発見・・・というか潮流というか・・・。タクシーの旧車が存在感をアピールしていたことです。「三丁目の夕陽」時代のセドリック・タクシーには、「円タク」よろしく「空車メーター」の隣には、「100円」の表示。ブルーバードの「昭和」タクシーも並んでいました。こうなると、1960年代初頭のルノー4CVタクシーが懐かしく想い出されます。確かルノー4CVタクシーが初乗り「60円」、クラウンが「80円」だったと記憶しています。ラーメンが35円か40円の時代です。ということで、懐かしさを味わいながら会場をブラブラ・・・。クラシックカーの仲間とも新年の挨拶をしながら、Saab96やジャガーのルマンレーサー、オペル・マンタなどなどを眺めて歩きましたが、今年は1台もAMAZONの姿が見られなかったのが、ちょっと残念でした。で、最後の驚きは、会場外に止まっていた超大型キャンピングカー!!アメリカでは見られますが、この東京で・・・ビックリでした。
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