RallyNippon2012 Day1
- AMAZONとクラシックイベント
- by suna
- 2012/11/13 火 11:33
皆様、RallyNippon2012のご報告が遅くなったことをお詫びします。RallyNippon2012は、11月6日(火)に東京にゴールしていたのですが、その3日後の9日(金)から11日(日)までLegend of THE Rallyに出場していたために、ひたすら走りまわっており、ブログを書けなかった・・という次第です。もっとも、4回目のRallyNippon出場なのですが、1回目、2回目くらいまでは、日々ブログにアップしていたような気がしますので、だんだん根性が無くなってきたのかもしれません。ということで、一気にRallyNippon2012とLegend of THE Rallyのご報告をします。4回連続出場となったRallyNipponですが、実は、エントリー締め切り後に出場を認めて頂きました。年初から出場を決めていた「Splendore Japan」という11月1日から12日まで12日間6000Km日本一周ラリーに大きな期待と抱負を持ってエントリーをしたのですが、いきなり「参加不受理」という書留が主催者から来て参加不可能となってしまい、仕方がないので、大慌てでRallyNipponにエントリーさせて頂きました。どういう理由で「参加不受理」なったのかは知る由もありませんでしたが、気持ちよく「歓待」してくれたRallyNipponに出場するために11月2日(金)に今年のスタートとなる京都へとAMAZONと共に自走で向いました。今年のコ・ドライバーは、その昔、学生時代からやっていたラリークラブRAC・Sの名ナビゲーターで数々のビッグラリーで名を馳せたKさんです。40年来の付き合いですから、当然、爺さんなのですが、私より2歳若い62歳です。つまり二人合わせて126歳の往年コンビで「昔取った杵柄で・・」と臨むことになりました。日本気化器という、かつては自動車産業の基幹産業だったキャブレター技術者のKさんは、持ち前の解析力で過去のRallyNipponの成績を分析、「線踏みは0.3秒以内の誤差」を目標に掲げ、AMAZON仲間のKさんから線踏み専用カウントダウンタイマー”BLIZZ”を拝借し、コ・ドライバーとの会話用インカム”PELTER”も購入してヤル気満々で京都へと向かいました。今年のRallyNipponは、京都・上賀茂神社をスタートして4日間で東京・靖国神社にゴールする1100km余りのコースです。AMAZONのゼッケンは51番。今年も1927年BUGATTI T35Bから1970年代初頭の参加車まで83台が出場したのですが、1964年VolvoAMAZONは、年式順に与えられるゼッケンでは、例年だいたい50番前後です。今年はAMAZON仲間のTさんも石川県から出場し、AMAZONは2台。さらに1957年Volvo PV444も参加してきました。11月3日(金)午前9時の上加茂陣社スタートに勢揃いした参加車には往年の名車に混ざって俳優の唐沢寿明さんが1962年三菱500や雅楽師東儀秀樹さんの1956年JAGUAR XK140も並びたくさんのファンに囲まれていました。RallyNippon Day1は、京都・上賀茂神社をスタートして東福寺を経て、滋賀県へ入り、水口神社、近江八幡宮を参拝して琵琶湖のロイヤルオークホテルまでの200Km余りのコースです。この間、東福寺で3連線踏みをはじめ、2連線踏み、3連線踏みの3回1/100秒計時が行われました。ヤル気満々の我々は、当初の目標通り、どの線踏みも0.3秒誤差以内に収めて、まずまずの初日だったのですが、以前から不安のあったクラッチ不調が出始めてしまいました。クラッチシリンダーにエアが入りクラッチが切れなくなってしまうのです。クラッチをポンピングしてエアを押し出して、何とかだましだまし走っていたのですが、遂にまったくクラッチが切れなくなり、ちょうど目に入ったカローラのディーラーに頼み込んで、リフトを貸してもらい、Kさんと共にクラッチのエア抜きをして、一応走り出したものの、この日のゴール、ロイヤルオークホテルを目前にして渋滞の中でクラッチが切れずに立ち往生!またまた、悪戦苦闘の末、やっとゴールまでたどり着いたのですがJAFのロードサービスを待つことになりました。そして応急処置でクラッチは復調したものの、行く先に不安を抱えての第1夜となりました・・・
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