外見では分からない大整備で・・涙!!
- AMAZONと仲間達
- by suna
- 2014/07/13 日 00:57
90Mile(144Km)を、なだめすかして、TorranceのクラシックVolvo専門工場に運び込み、たった一人で切り盛りする”Volvoマイスター”と評判の”Eric”の徹底点検を受けました。約2時間の工場までの移送で、オイルプレッシャーランプは点灯するし、ガソリンメーターは作動せず、クラッチの遊び異常やステアリングセンターの狂い、さらには、4輪ドラムブレーキにしても、とにかく不安定・・・など、いくつかの不具合は体感していました。”Eric”の診断は、とても的確でしたが、次々と問題点が指摘されました。その中でも、驚愕せざるを得なかったのが、4輪ドラムブレーキの取り付け方法が規定通りでは無く、あるブレーキは、上下逆に取り付けられていました。この影響もあるのでしょうが、何と4輪ドラムブレーキの内、2輪は、ドラムが欠損しており、他のドラムも限界まですり減って、ヒビ割れが起きていました。もちろん、Route66を2600Mile(4160Km)以上も、この古いPV544で走ろうというのですから、特に安全性への整備は徹底せねばなりません。エンジンも音自体は静かなのですが、アイドリング時の揺れが激しく、これも、SUキャブレターの問題とエンジンの不具合と判定。結局、シリンダーの排気機能を回復させるためにカムシャフトの交換も余儀なくされることとなりました。そんなこんなで、ブレーキを含む足回りは全て分解整備。エンジンもキャブもカムシャフト交換を含めた大整備となってしまいました。ボディ外観もエンジンルームも、下回り塗装も・・・とても綺麗で、前後サスペンションはすべて純正新品、マフラーもバンパーも純正新品だっただけに、まさに、古い車は「外観だけでは分からない」ということを、「・122」Amazonに続き、またしても体感することになり、涙、涙です。そして、もっと、涙の追い討ちをかけられることになったのですが、それは、次回にご報告させていただきます。
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